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ⅡⅤモーションが少ないコード進行のアドリブ『Beatrice』 実践編



セッション定番曲 Beatrice 前回のアナライズ編に続き実践編です!

アナライズ編をまだ読んでない方は是非よんでください!



ベアトリスの書きソロ音源作った!


今回は全員がソロの譜面を見えるようにしてみました!

動画内に解説も書いてますが、記事では補足します



コードとスケール歌いやすさ


このコード進行はⅡⅤモーションが少ないのでソロを取りにくいと感じる方もいるかもしれません。リックの多くはツーファイブワン想定だったりしますよね。


ⅡⅤモーションなどに代表される強進行(4度進行)はコードとコードどうしの繋がりが強いです

なのでコードトーンをなぞるだけで進行感を得やすいです。


一方で、例えば、F GbM7 F EbM7のように全音や半音で進行するコードは音の流れが、平行移動しているように感じて、激しすぎるし

Am7 BbM7のような進行は終止感が弱くて、コード進行の一部を切り取ったようにも聞こえます。

このような進行では、特徴的な音形を基準としながら借用した音(ノンダイアトニックノート)をその音形、フレーズに組み込むような音使いをすると聞こえがいいと個人的には思います。

このようなアイデアは、モーダルな発想です。

ノンダイアトニックノートを引き出す時のアイデアが、コーダルなアイデアかモーダルなアイデアかは奏者の整理にとっては大切な考え方だと思うので是非整理してみてください!



実はⅡⅤモーションが少ない方が、アドリブでフレージングしやすいと思います。

コードとコードの結合が緩いので、元のコード進行を損なわずに

間に好きなコードを追加するなど変則可能性に富んでいます。(動画の1:01あたりなど)


リックやアルペジオのフレージングと、その場で思いつくモチーフの発展の割合は曲調やコード進行の雰囲気によって変えてみると面白い発見があると思います!


皆さんもぜひ書きソロに挑戦してみてください!

ぴゅら子が作ったソロを弾いてくれるのもうれしいですね!

弾いたらSNSなどにアップしちゃってくださいね!




ということでBeatriceの実践編でした!


今回は前編無料の記事にさせていただきました。

譜面やその解説などはこのように行なっています

平素更新している有料エリアの内容などが気になる方は、なんとなく雰囲気を楽しんでもらえたら嬉しいです。


記事の続きは…

pularko.com を定期購読してお読みください。

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